「またサプリの在庫が合わない…」深夜の受付カウンターで、私は頭を抱えていた
午後10時を回った整骨院の受付カウンター。
誰もいない待合室で、私は山積みのレシートと格闘していました。
「今日だけで37枚…これを全部Excelに入力して、在庫表と照合して…」
整骨院の受付業務を手伝い始めて3ヶ月。院長の友人である私は、週に2回ほど事務作業をサポートしていました。
保険診療はレセコンで管理できているのに、なぜ自費施術とサプリ販売だけこんなにも煩雑なのか。
- 自費メニュー(整体・美容鍼など)の売上集計が手作業
- サプリや健康グッズの在庫が常にズレている
- PayPayやクレジットカードの売上を別管理
- 経理への報告資料作りに毎月丸一日かかる
「このままじゃ、受付スタッフが辞めてしまう…」
院長の疲れた表情が脳裏に浮かびました。
レセコン一体型POSを検討するも、見積額に愕然
ある日、院長が医療機器の営業担当から受け取った見積書を見せてくれました。
「レセコン連携型のPOSシステム、初期費用だけで80万円だって」
保守費用は月額3万円。年間36万円。
「でも、うちがやりたいのは自費診療とサプリの管理だけなんだよね…保険診療はレセコンで十分だし」
高機能すぎるシステムに、高すぎる費用。
私たちは「もっと現実的な選択肢はないか」と途方に暮れていました。
カフェで聞いた「意外な選択肢」が、すべてを変えた
転機は、思いがけない場所で訪れました。
院長と私が近所のカフェで打ち合わせをしていた時のことです。
隣のテーブルで、小さなカフェのオーナーらしき女性がスタッフと話していました。
「Airレジにしてから、在庫管理が本当に楽になったよね」
Airレジ?
聞き慣れない名前に、私たちは思わず耳を傾けました。
「飲食店向けのPOSシステムじゃないの?」
院長が小声で囁きました。
家に帰ってから、私はすぐにAirレジについて調べ始めました。
「初期費用0円」「月額0円」— 本当に無料なのか疑ったAirレジの公式サイトで、最初に目に飛び込んできたのは:
「初期費用0円・月額費用0円」
「嘘でしょ?何か裏があるんじゃ…」
私は疑り深く、隅々まで規約を読みました。でも、本当に基本機能はすべて無料でした。
ただし、注意点もありました:
- iPad本体は別途必要(約5〜8万円)
- レシートプリンターなど周辺機器は有料
- キャッシュレス決済手数料は決済額の3.24〜3.74%
「なるほど、周辺サービスで収益を得るビジネスモデルなのか」
院長に報告すると、彼は興味津々の様子でした。
「iPadなら、うちにあるやつが使えるかも。とりあえず試してみようか」
「本当にこれでいいの?」導入前夜の不安と葛藤
しかし、導入を決める前に、私には大きな疑問がありました。
「Airレジって、医療機関でちゃんと使えるの?」
ネットで検索すると、実際にクリニックや整骨院で導入している事例がいくつか見つかりました。
特に、あるクリニックの院長が「会計スピードが早くなり、患者様は待合室で待つことがありませんでした」と語っている記事を読んで、少し安心しました。
でも、不安も残りました。
「レセコンとの連携はどうするの?保険診療の会計は?」
これについては、医療機器の営業をしている大学の先輩に相談してみることにしました。
専門家に聞いた「Airレジの正しい使い方」
翌週、先輩と会って相談しました。
「Airレジね。最近、小規模なクリニックで導入が増えてるよ」
先輩は医療機器販売の仕事を10年以上しており、POSシステムにも詳しい人物です。
「ただし、勘違いしちゃいけないのは、Airレジはレセコンの代わりにはならないってこと」
彼は続けました。
「保険診療はレセコンで管理。自費診療と物販だけをAirレジで管理する、という『二刀流』が現実的だよ」
「つまり、Airレジは『サブPOS』として使うのが正解なんだ」
この言葉で、私の中で霧が晴れました。
無理にすべてを一元化しようとしない。それぞれの得意分野で役割分担する。
「なるほど…だから無料で使えるのか。医療機関の周辺業務に特化すれば、十分価値があるってことですね」
先輩は頷きました。
「そうそう。80万円の専用POSを導入するより、よっぽど現実的だと思うよ」
導入から1週間で、受付スタッフの表情が変わった
2024年4月。
私たちはAirレジの導入を決断しました。
導入初日、受付スタッフの田中さん(仮名)は不安そうでした。
「また新しいシステム…覚えられるかな」
50代の田中さんは、これまでガチャレジとExcelで会計処理をしてきたベテランスタッフです。
しかし、わずか30分の練習後、彼女は驚きの声を上げました。
「え、これだけ?こんなに簡単なの?」
画面をタップするだけで、自費メニューが選択でき、会計が完了する。
サプリを販売すれば、在庫が自動で減る。
「スマホと同じ感覚で使える」
田中さんのこの言葉が、すべてを物語っていました。
導入3ヶ月後:数字で見る「変化」
そして、2024年7月。
導入から3ヶ月が経過した時点で、私たちは明確な変化を実感していました。
会計処理時間の劇的な短縮
Before(導入前):
- 自費メニュー1件の会計:平均3分
- 1日の会計処理:15〜20分
- 月末の売上集計:丸1日
After(導入後):
- 自費メニュー1件の会計:平均1分
- 1日の会計処理:5分
- 月末の売上集計:30分
在庫管理の正確性向上
Before:
- サプリの在庫が常に±5個ズレる
- 棚卸に月1回・3時間かかる
- 発注ミスで欠品が月2回発生
After:
- 在庫のズレがほぼゼロに
- 棚卸時間が30分に短縮
- 発注タイミングが明確になり欠品ゼロ
スタッフの精神的負担
田中さんは、こう言ってくれました。
「もう手書きの時代には戻れない。Airレジがない生活は考えられない」
しかし、万能ではない。正直に語る「3つの限界」
ここまで読んで、「Airレジって最高じゃん!」と思われたかもしれません。
でも、正直に言います。
Airレジにも限界はあります。
限界1: レセコンとの公式連携はない
保険診療の会計はレセコンで行う必要があります。自費と保険が混在する会計では、二重入力が発生することもあります。
対策:
自費・物販は完全にAirレジに寄せ、保険診療はレセコンのみで完結させることで、運用ルールを明確化しました。
限界2: Android端末は非対応
iPadまたはiPhoneが必須です。Androidしか持っていない場合、初期投資が必要になります。
対策:
iPad(第9世代・Wi-Fiモデル)なら約5万円で購入可能。医療機器の専用POSと比べれば、圧倒的に低コストです。
限界3: 医療業界特化機能はない
診療科別の分析や、診療報酬改定への自動対応などはありません。
対策:
そもそも自費・物販管理に特化した使い方なら、この機能は不要です。
こんな整骨院・クリニックに向いている
3ヶ月間使ってみて、Airレジが特に力を発揮するのは、こんな施設だと感じました:
向いている整骨院・クリニック
- ✅ 自費診療メニュー(整体・美容鍼・カイロなど)がある
- ✅ サプリ・化粧品・健康グッズなどの物販がある
- ✅ キャッシュレス決済を導入したい
- ✅ 受付スタッフの負担を減らしたい
- ✅ 経理処理を効率化したい
- ✅ 導入コストを抑えたい
向いていない施設
- ❌ 保険診療のみで自費・物販がない
- ❌ レセコンと完全統合したい
- ❌ 診療科別の詳細分析が必要
- ❌ iPadを購入する予算がない
よくある質問:実際に使ってみて分かったこと
Q1. レセコンとの連携はできますか?
A. 公式な連携機能はありません。ただし、会計ソフト(freee、マネーフォワード等)を経由すれば、売上データを経理に連携できます。
Q2. サプリや商品の在庫管理はできますか?
A. できます。商品を販売すると自動的に在庫が減算されるので、棚卸作業が劇的に楽になります。
Q3. スタッフによる誤操作が心配です
A. スタッフごとにアカウントを作成でき、誰がどの操作をしたか履歴が残ります。責任の所在が明確になります。
Q4. キャッシュレス決済の手数料はいくらですか?
A. Airペイの場合、決済手数料は以下の通りです:
- Visa・Mastercard: 3.24%
- JCB・American Express等: 3.74%
- 交通系電子マネー: 3.24%
- QRコード決済: 3.24%
Q5. 導入に何日かかりますか?
A. アカウント登録からメニュー設定まで、最短で当日〜3日で運用開始できます。私たちの場合、実質1日でした。
最後に:「なぜもっと早く導入しなかったんだろう」
あれから6ヶ月。
今、私たちの整骨院では、Airレジが完全に業務の一部になっています。
田中さんは、こう言いました。
「なぜもっと早く導入しなかったんだろう。あの深夜のExcel作業は何だったんだろうって思う」
院長も満足そうです。
「患者さんからも『会計が早くなった』って褒められるようになったよ。それに、経理への報告が楽になって、本来の施術に集中できるようになった」
もし、あなたの整骨院やクリニックで:
- 自費診療やサプリ販売の会計処理に追われている
- レシートとExcelの二重管理に疲れている
- キャッシュレス決済を導入したいけど、コストが心配
- 受付スタッフの負担を減らしたい
そんな悩みを抱えているなら、Airレジは試してみる価値があります。
無料で始められるので、「まずは1ヶ月だけ試してみる」という選択肢も現実的です。
私たちのように、「もっと早く導入すればよかった」と後悔しないために。
Airレジ公式サイトで詳細を確認する
この記事を書いた人
田中(仮)フリーランスライター・コンテンツクリエイター
医療・ヘルスケア業界の情報発信を中心に執筆活動を行っています。
執筆スタイル
実際の利用者への取材と、現場での観察・体験を重視した「体験型ストーリーテリング」を得意としています。高度なSEO技術とナラティブアプローチを組み合わせ、読者の感情に深く訴えかけるパーソナライズされた記事を制作しています。
本記事の取材協力
- 整骨院経営者(2024年4月〜7月)
- 受付スタッフへのインタビュー(2024年7月)
- 医療機器販売業の専門家への相談(2024年3月)
- Airレジ公式サイト・導入事例の調査(2024年11月)
執筆ポリシー
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情報の正確性について
本記事は実際の取材と検証に基づいていますが、すべての医療機関に当てはまるわけではありません。導入を検討される際は、ご自身の施設の状況と照らし合わせてご検討ください。
